65: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:29:47.44 ID:NBL3UyTw0
村人の手を借りて下敷きから抜け出す。今日一で酷い目に遭った
「ほぉー、今年のはよぉ肥えとるのぉ」
(;T)「餌が良かったんでしょうね……手こずりましたよ」
秋月「あの、皆さん……驚かれないんですね?」
「ん、まぁの。毎年の恒例じゃして」
村人達はわいのわいのと騒ぎながら、一本だたらの解体を始めている
この村だけの風習で、猪、またはそれに準ずる『妖怪』を奉納しているのだ
「アンタらが出てきた鳥居見てみぃ。ちょい違ぅやろ?」
秋月「鳥居……あっ!!」
熊野「森が……ありませんわね」
鳥居の先には、苔むした石祠が祀られている。これが裏世界の出口だ。原理は知らん
「ワシらぁ、アンタらの居る鎮守府の元住人での。あの世界からバケモンださん為にこうして管理しとる立場やったんや」
熊野「漁村だった頃の、ですのね」
「言うても、ワシがジャリの頃の話や。その頃から過疎化が進んでなぁ、居られへんようなったんや」
「そんで、ちょい離れたこの村と吸収合併してな、ここで管理するようなったんや」
秋月「それで皆さん理解があるんですね……」
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