白雪千夜「足りすぎている」
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122:名無しNIPPER[saga]
2019/11/23(土) 14:08:45.35 ID:1/ZkFkMM0
「にゃはははー♪ ちとせちゃん、騙されたと思ってあーんして、あーん」
「えぇー? それ、ヘンなの入ってるでしょう」


 お嬢様が横たわるベッドに、数人が群がっている。
 あの人達もアイドル。それも――。

 一ノ瀬志希さんと、宮本フレデリカさん――。

「やだなー、眠らなくても疲れなくなる魔法のオクスリだよ?」
「志希ちゃん、言い方!」
「チトセちゃーん☆ チトセちゃん、こっちのフレちゃんのお水ならどう?
 おフランスから遠く離れた、東京の由緒ある地で作られた魔法の聖水、源泉掛け流しだよー♪」
「いやそれモロに普通の清涼飲料水やん」

 城ヶ崎美嘉さん、塩見周子さん――。

「うーん、志希ちゃんのヘンなお薬よりかは、フレデリカちゃんのがいいかなー」
「ワァオ☆ じゃあこのコップに入れるねー、あ、でも宮本的にはもう一つアクセントがほしいかもー。シキちゃんお薬ちょうだい?」
「はーい♪」
「いや入れるなっ!!」


「あら」

 くだらないやり取りを傍からボーッと眺めていると、横から声を掛けられた。



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