北条加蓮「藍子と」高森藍子「冬の始まりのカフェテラスで」
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35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/10(日) 18:52:46.62 ID:2JbuYMCt0
加蓮「藍子を見続けるのは何分でもできるんだけどね。見つめられるのは……なんだか、ずっと慣れないなぁ」

加蓮「相手が藍子だから、っていうのはもちろんあるよ」

加蓮「でも、それ以上に……昔、周りの人が誰も見てくれない場所にいたから。そういう女の子だったから、私」

藍子「…………」

加蓮「アイドルになって、見られることや撮ってもらうことには慣れたつもりだけど……。たった1人の女の子から見られ続けるのも慣れないなんて、変な話」

藍子「……加蓮ちゃん――」

加蓮「あはは……なんてっ。さっきの藍子の真似じゃないけどさ。ちょっとセンチメンタルになっちゃった」

加蓮「ほら、テラス席にいられるのもこれで最後なんだし? そういう気分も、ちょっとはさ?」

藍子「……もう。冬が終わって、春になったら、また来れるんじゃなかったんですか?」

加蓮「そうだけどそうじゃなーい。藍子、女心が分かってなーい」

藍子「むぅ……。加蓮ちゃんだって、ときどき分かってないですっ」


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