9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:36:22.36 ID:83WpcPf90
輝子「じゃ、邪魔じゃない……?」
P「邪魔だけど……まあ作業はできるし」
輝子「そっか、ごめん……べたべたして、うざくないか……?」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:36:54.35 ID:83WpcPf90
P「……」
輝子「……」
P「……猫は液体、っていう話あるじゃん」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:37:25.87 ID:83WpcPf90
輝子「だ、だめだぞ、事務所でそんな」
P「は? 他の場所ならいいのか?」
輝子「良くないけど……。わ、私みたいなちっちゃいやつをわちゃわちゃしてても、楽しくないだろ……」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:37:53.61 ID:83WpcPf90
P「俺はロリコンじゃないので……強いて言うなら――」
輝子「強いて言うなら?」
P「ショウコn……やっぱ今のナシ」
13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:38:50.84 ID:83WpcPf90
P「『アイドル星輝子』のことは俺が一番良くわかってるわけで、輝子を売り出すにはどういう方針でやりゃあいいか俺が一番うまく舵取りできるのに、上に金出してもらうにはお偉方にいろいろ決裁を仰がなきゃならんのね。これはその資料なの」
輝子「そ、そうか……。というか、これ私が見ていいやつなのか……?」
P「ほんとはダメだが……。まあどうせ通ったら輝子がやることになるわけだから、別にいいの」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:39:27.29 ID:83WpcPf90
P「……」
輝子「……」
ぎゅー
15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:40:02.03 ID:83WpcPf90
ちひろ「おっと、プロデューサーさん、いらっしゃったんですか。お疲れさまです」
P「お疲れさまです。どうかしましたか?」
ちひろ「ええ、ちょっと忘れ物が……」
16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:40:40.98 ID:83WpcPf90
P「……」
輝子「……ちひろさん、なんだって?」
P「あー、そのー……。あんまりイチャイチャするな、って」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:41:08.85 ID:83WpcPf90
P「……」
輝子「……」
P「……」
18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:42:54.58 ID:83WpcPf90
P「実際のところ、ちひろさんが社内でなにやってるのかよくわかってないんだよなあ」
輝子「じ、事務員とか、アシスタントとか、じゃないのか……?」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:43:23.58 ID:83WpcPf90
P「ちひろさん、割と俺には良くしてくれてる方だと思うから、本気でこの事務所と"コト"を起こそうとしたときには、もしかしたら味方になってくれる、かも」
輝子「おおっ、それは、心強い」
P「くれるといいなあ」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:43:53.59 ID:83WpcPf90
P「別にさ、この事務所に不満があるとか、そういうことじゃなくて」
輝子「……」
P「夢が、あるんだよ」
21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:44:27.58 ID:83WpcPf90
P「神谷さん、緒方さんといっしょに温泉だ。これは数字取れるよ。間違いない」
輝子「おおっ、久しぶりに、シャイニングゴッドチェリーのお仕事か……フヒヒッ、なんか、いいな……」
P「これに関連して、おニューの衣装でライブしたり、いろいろと打って出るつもりなのでな、ヨロシク」
22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:45:08.25 ID:83WpcPf90
P「……俺のこと、親友なんて言ってくれるのは輝子だけだよ」
輝子「そ、そうなのか……? トモダチ多くてなんか陽キャっぽいけど……」
P「社会人だからな、取り繕うくらいはできる。輝子の他に友達なんていないよ。数少ない友達も、みーんな死ぬか疎遠になった」
23:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:45:41.58 ID:83WpcPf90
輝子「しんゆー……。親友が、どこに行くことになっても、私は、ついていくからな」
P「……俺は、輝子がしたいことをしてくれたら、それでいいんだけどな」
輝子「じゃ、じゃあ、親友がしたいことが、私のしたいことだ……。私たちは、一心同体……。同じ原木に生えた、シイタケみたいな……」
24:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:46:45.43 ID:83WpcPf90
P「今日は久々に定時退社しちゃおっかなーっと。夕飯奢るわ、何食う」
輝子「そ、そんな急に言われても……。じゃ、じゃあ……きのこハンバーグとか」
P「じゃあそれで」
25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:48:47.42 ID:83WpcPf90
おしまいたけ
付録:輝子の三態について
固体
26:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/08(金) 02:49:56.33 ID:83WpcPf90
**
輝子「……」
P「……」
27:名無しNIPPER[sage]
2019/11/08(金) 03:17:25.54 ID:UDe0+rl4o
乙
この流れでPが固体と言うと、一部が硬化してる状態を連想してしまうw
28:名無しNIPPER[sage]
2019/11/08(金) 12:14:17.39 ID:fBnfFd2uO
定義上猫も固体かつ液体らしいしみくにゃんも液体なのでは?
29:名無しNIPPER[sage]
2019/11/09(土) 18:54:18.10 ID:Zx1f2pk+o
乙
ヒャッハーするなら今のうちで何か笑った
>>27
俺も一瞬下ネタが脳裏をよぎったわ
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