798: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2023/03/01(水) 00:27:55.88 ID:fFXJOFQl0
教授「ほれ」
思いのほか早く戻ってきた教授が目の前にコーヒーを置く。
缶の。
男「…」
新人いびり?
教授「ツッコミどころだぞ」
なるほど、自覚のない新人いじめだなこれ。
教授「そうだ。せっかくだしここを案内してやろう」
男「え」
急だな。後コーヒーの話はもういいんですか。
教授「秘密主義は結構だがC2の連中施設に案内板やパンフレットを用意しないからな。私も初めて来た時は苦労したものだ」
男「なるほど。正直右も左も分からず困っていたので助かります」
でもパンフレットは流石にないと思う。
教授「ならば付いて来い。そんなものを読んでいるよりは有意義な時間にしてやろう」
教授は以外にも面倒見の良い人だった。
一通り施設を案内してくれた。
その後給湯室に何があるかとかおいしいコーヒーの入れ方を妙に熱心に教えられた。
ここに入り浸るなら給湯室が最も重要な施設になる、とかなんとか。
そのままの流れで俺が諦めていた書類に関しても解説をしてくれた。
研究者というより大学の教授を思い出す。
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