714: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:50:04.18 ID:CLLeU+aS0
叢雲「…なんでいんのよ」
恨みがましそうな目で俺を睨みつけてくる。
男「今あいつが言ってた通りだよ」
715: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:50:36.24 ID:CLLeU+aS0
叢雲「お酒って嫌ね。酔うってのは、私にはよくわからないわ」
再びジュースを飲む。今度は一口だけ。
男「艦娘ってのは雰囲気に酔うそうだな」
716: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:51:30.15 ID:CLLeU+aS0
叢雲「人間の男女って不思議よね。司令官に触れながら寝るととても心地良いけれど、それは多分私が艦娘だから感じられるものなのよ」
男「それは人間でも同じ気もするけど、人になりたいのか?」
叢雲「さぁ、わからないわ」
717: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:52:15.23 ID:CLLeU+aS0
提督「仕方ない。アレを出すしか」
今度は寝室のほうへ向かう。
男「なんでそんなに隠してあるんだ…」
718: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:52:43.82 ID:CLLeU+aS0
男「え」
何の脈絡もなく至極当然のように村雲が静かに俺の右肩に寄りかかってくる。
男「どうした?」
719: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:53:16.14 ID:CLLeU+aS0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男「…ん」
身体が重い。なんだこれは。瞼を開けると、瞼?
720: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:54:33.73 ID:CLLeU+aS0
男『ひょっとしてとっくに日が昇ってる?』
金剛『残念ながらまだMorningネ。その様子だとかなり遅くまで飲んでたみたいだけど』
男『あぁ、いつ寝たかわからないくらいには…』
721: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:55:01.86 ID:CLLeU+aS0
金剛『素敵な寝顔ネ』
男『俺もこんなだらしない寝顔してたりしたか?』
金剛『さぁてどうでしょうかネ〜』ニヤリ
722: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:55:38.48 ID:CLLeU+aS0
金剛『つまりこのまま長屋に戻ろうとすれば誰かとEncountする可能性が大デース』
男『む、そういう話か』
確かにそれはまずいな。
723: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:56:23.31 ID:CLLeU+aS0
男『そうと決まれば早めに』
ソファから立ち上がろうと凝り固まった体を少し伸ばしていると
金剛『ちょっとじっとしててくだサーイ』
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