562: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/09/29(水) 00:50:29.71 ID:+6Bg2JYSO
飛龍『ちょっと構えてみて』
緋色『えっと、こうかしら』
左手で単装砲を持ち右手で側面を支える形で胸の前に構える。
飛龍『そうそう。じゃ私が合図したらトリガー引いてみて』
飛龍が緋色の後ろに回り込み、単装砲のセーフティーレバーらしきものを外す。
飛龍『てぇー!』
緋色『はい!』
トリガー。本来単装砲には存在しない部分だ。そこは練習用のレプリカ故だろう。
そのトリガーを緋色が引くと
緋色『キャッ!?』
ガイン、という妙な金属音と共に単装砲が上に跳ね上がった。
そのまま緋色の顎か鼻辺りに直撃しそうだった単装砲を飛龍が後ろから素早く押さえつける。
緋色『び、びっくりしたぁ…』
腰が抜けた緋色を支えながら飛龍が再びセーフティーレバーをかける。
飛龍『ふふ、どうだった?』
緋色『思ったよりも大きかったわ』
男『俺もだ。なんというか…』
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