345: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:09:18.50 ID:N7J8Cfyv0
繋がった。
「」
男「もしもし?」
346: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:09:56.53 ID:N7J8Cfyv0
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しーちゃん「ふむ、"匂い"ですか」
男「あぁ。これまで気にした事は無かったんだが、しーちゃんは何か心当たりとかないか?」
347: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:10:34.30 ID:N7J8Cfyv0
男「で!心当たりって!」
しーちゃん「私達三課は当然というか人と関わることが多いです。そうやって人と仕事をして帰ると、たまにあるんですよ」
男「何が」
348: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:11:08.29 ID:N7J8Cfyv0
男「北上なんかが何か感じ取った時の"人と会う"ってのは具体的にどんなレベルの接触なんだ?」
しーちゃん「そうですね…」ウーン
しーちゃんが何やら考え込む。
349: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:11:49.63 ID:N7J8Cfyv0
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緋色の部屋に戻りながらしーちゃんの話を頭で反復する。
男「匂いかそれに近い何か、か。少なくともそういった感覚があるのなら緋色はある程度艦娘としての力や感覚はあるわけだ」
350: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:12:32.01 ID:N7J8Cfyv0
緋色『うーん、飛龍さん今日は潮と、焦げ臭い?』
飛龍『え゛嘘!?取れてない!?今日午後は出撃ないからちゃんとお風呂入ったんだけどなあ…どれくらい臭う?』
緋色『えっと、鼻に来る感じじゃないんです。私もちょっとなんて言ったらいいか分からなくて』
351: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:13:21.81 ID:N7J8Cfyv0
飛龍『まずね、匂いに関してはあまり言及しない方がいいわね』
緋色『いけない事だったかしら…』
飛龍『んーこれに関しては叢雲が気にするかどうかの問題だから緋色ちゃんは悪くないわよ』
352: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:14:10.92 ID:N7J8Cfyv0
飛龍「課長さん」
飛龍が顔をずいと寄せて、わざわざ人間の言葉で俺に話しかけてくる。
飛龍「今の話絶対叢雲にしない事。いい!?」
353: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:14:48.72 ID:N7J8Cfyv0
男「待ってくれ、一つだけ」
飛龍「何?」
男「結局匂いって何なんだ?」
354: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/07/12(日) 04:20:52.61 ID:N7J8Cfyv0
しーちゃんはお菓子好き
艦娘は何処まで人間の機能を有して何処から人間では無くなるのか。
今回は艦娘に食べたり出したりという生物的なサイクルは無いという話。
それはそうとなんでも今回の大規模作戦非常に札が多いそうですね。
355:名無しNIPPER[sage]
2020/07/13(月) 20:48:45.72 ID:vts/MIQxo
おつです
艦娘と人間の種族としての違いに丁寧にフォーカスした続きの気になる話
むらむら叢雲
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