287: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/05/30(土) 03:14:45.63 ID:UO9Mmx190
男「そういえば、艦娘ってやはり気にならないものなのか?その、下着とかって…」
叢雲「しないわよ。そもそも見られて困るって考えはそういう価値観を知らず知らず教えこまれるから芽生えるものでしょ?原人が裸を恥じるかしら」
男「なるほど。最もな意見だ」
叢雲「気にするとしたら露出ではなくそうなる程被弾した事実でしょうね。ま、たまに人間からの下卑た視線に辟易する事はあるけれど」
男「ホントすまん」
叢雲「鼻の下を伸ばすんでなければ別にいいわよ。アレは、私達を船でも人でもないもっと下劣な物と捉える目付だから気に食わないだけ」
男「お世辞じゃなく艦娘はみな見た目が綺麗だからな。下心が、そりゃ全くないわけじゃなかろうが皆が皆そんな目で見ているわけじゃないだろう」
あまりに人間を敵視する叢雲につい擁護の声を上げてしまう。
実際艦娘は人々にとって救世主であり英雄であり救いの女神だ。加えてその容姿からある種の信仰とも言える支持を集めているのも事実だ。
叢雲「あら、慰めてくれるの。それとも人類が貶されるのは我慢ならない?」
これまでの経験から分かってはいたが、この手の話になると叢雲はすぐカッとなる。
こういう時叢雲のスラリとした矮躯は、その鋭い目付きからたまに弾丸のような印象を受ける。
男「俺は皆の味方だよ」
叢雲「都合のいい言い方ね」
男「オブラートに包んだと言ってくれ」
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