286: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/05/30(土) 03:13:23.94 ID:UO9Mmx190
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
叢雲「排水溝の髪の毛はちゃんと捨てておいてよね」
男「う、そうするよ」
長屋の風呂は俺しか使っていない。よって自分の後始末は自分でしなくてはならない。
しかしこうしてあれこれ注意してくる様は小姑よりも母親を思い出す。
叢雲「アイツも何度も注意してるのに掃除しないのよねえ」
男「はは」
母親というか奥様だった。
男「提督は何処の風呂を使っているんだ?」
叢雲「執務室の横に私室があるのよ。そこのをね」
男「ほぉ」
叢雲「流石に私達の使ってる浴場を使わせる訳にはいかないでしょう」
廊下からドタバタと激しい足音が聞こえてくる。
レースは白熱しているようだ。
叢雲「アレちゃんと掃除できてるんでしょうねぇ」
男「廊下走っていいのか?」
叢雲「掃除してるならセーフ」
男「適当な」
821Res/614.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20