127: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/12/31(火) 23:35:11.03 ID:2t2tJjtO0
鎮守府の朝はどこも早い。
なんなら平日は灯りの消えない鎮守府だってある。
男「ここはいつもこの時間なのか?」
叢雲「そうね。6時に声掛けて、暫く猶予を与えた後布団にしがみついてる奴らを叩き起していくのよ」
男「ならこれからその叩き起しってわけかい」
叢雲「これからじゃないわ。今まさによ」
男「あぁなるほど。布団にしがみついてるとさっき叩かれていた扉みたくなってたわけだ」
叢雲「気をつけなさいよ。アナタは私達や扉と違ってそれほど頑丈じゃあないもの」
男「肝に免じておこう」
眠気はすっかり覚めていた。
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