102: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2019/12/02(月) 04:32:19.65 ID:4Jx7eI/a0
男『俺は鎮守府の人間じゃない。この鎮守府は海軍に属するものだが、俺はその軍とは、まあ少し別の組織から来た者だ』
『…派遣の人?』
なんでそんな知識はあるんだよおい、とは言わない。そんな事で意識を失われては困る。
男『そんなところだよ、多分』
『何をしに?』
男『今回は、そうだな。教師としてだな』
『先生なの?』
男『そういう事もやっているんだ。例えば歴史なんかを教えたりな』
『歴史の先生なのね』
男『主に近代史だがな。でも好きなのは戦国時代だ。君は歴史と聞いてなにか連想するものはあるかい?』
『んーそうね。平安時代とかかしら』
男『大正時代なんかはどうだ?』
『大正時代?』
そう。彼女の唯一の特徴。
現時点で唯一の手掛かり。服装はどういうわけか大正時代のものに通じるものがある。何か覚えていればいいのだが。
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