果南「ヨハネコちゃん」
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7: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/10/27(日) 05:30:38.09 ID:6IHPrfJ20
善子「何というか、いっぱいあったわね」

果南「うん……それじゃあ選んでいこうか」

とりあえず何かを買って帰らなければ。その使命感で私たちは動き出した。

善子「まず爪研ぎ。これはそんなに種類が無いから、とりあえず安いのを買っておきましょうか」

果南「そうだね。それ以外の物でお金が結構かかりそうだし……」

私は特別趣味がある訳でも無いからお金は結構余っている。とは言っても流石にこれを見せられたら不安になってくる。帰るまでに財布がすっからかんになっちゃうんじゃ無いかと思ってしまう。

果南「あとはトイレとトイレ砂……ずっと使えるように少し大きめのを買った方がいいよね?」

善子「それだとこのくらいかしら。ってこれでも結構するのね」

果南「え、ちょっと見せて」

善子に値札を見せてもらってビックリした。思ったより高い。念の為にと多めに持って来たお金くらいが丁度良かったのかもしれない。

善子「果南、大丈夫? 明らかに表情が悪くなったけど……」

果南「大丈夫、大丈夫だよ……」

善子「流石に私も出すわよ。でないとものすごい金額になっちゃうから」

果南「え、でも」

善子「私が無理言って買ってもらってるようなものなんだからいいの」

果南「……それなら少し出していただけると助かります」

善子「そんなに畏まらなくて大丈夫よ。それじゃあ後はクッションとエサね」

そう言って善子ちゃんは先に歩いて行ってしまった。もしかしたら私、後輩の押しに弱いのかも知れない。


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