忍野扇「だから忘れないでください。この愚か者」阿良々木暦「ああ……わかった」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/26(土) 22:24:21.30 ID:hAYTqdlSO
『うう……どうしよう。足が届かないよぉ』
『おいおい、千石。もう降参か?』
思いの外簡単に、あっさり趨勢は決した。
千石の身体は柔らかいけれど小柄である。
遠く離れた箇所には、足が届かなかった。
「なるほど。つまり阿良々木先輩は女子中学生の股の間から顔を出していたという訳ですね」
「ゲームだからな。やむを得なかったんだよ」
「それは違います。だって現に、あなたは私の黒タイツに包まれたふとももに顔を挟まれて、気持ち良さそうにしているじゃありませんか」
たしかに現に僕は扇ちゃんの股の間から顔を出しているが別にそんな体勢を望んではいない。
「要するに私のせいだと仰りたいのですか?」
「君のせいも何も、当時と同じ体勢を実演してくれと頼んできたのは扇ちゃんじゃないか」
「何をご自分の都合良く解釈しているのですか、この愚か者が。私の黒タイツに顔を挟まれたいとあなたが願ったから挟んであげたのではないですか。感想くらい言ってくださいよ」
感想。乾燥。黒タイツは乾いている。
乾いた笑みを浮かべて、カラカラと。
サラサラしたタイツの感想を述べた。
「扇ちゃんの匂いがする」
「気持ち悪いですねぇ。この愚か者は」
「ちなみに、千石の股からは……」
「どうせおしっこの匂いがしたんでしょう?」
「君はなんでも知ってるな」
「あなたが女子中学生のおしっこの匂いに不埒にも興奮を覚えただけですよ、この不埒者」
グリグリとふとももで両頬を挟まれながら。
ゲームの前にお手洗いに行った千石のことを思い出して、確かに僕は期待していたと認めた。
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