17:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:07:31.88 ID:SXeAMA+D0
アタシにはそれがクラウザー号の悲痛な悲鳴に聞こえる。
18:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:08:32.35 ID:SXeAMA+D0
◆
19:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:09:15.72 ID:SXeAMA+D0
「おいおい、ちゃんとしろよな！
…で、本題な。これから時間ある？亜利沙がさ！」
20:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:10:02.27 ID:SXeAMA+D0
案内された部屋では、スクリーンとプロジェクターが用意してあった。
写真の鑑賞会なのに、大げさじゃないかな？
21:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:11:33.07 ID:SXeAMA+D0
――――と思っていたのに。
22:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:12:31.71 ID:SXeAMA+D0
亜利沙は部屋の明かりをつける。
23:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:13:32.93 ID:SXeAMA+D0
あの子を手放してから、
ずっと恋しかったあの子の、声。
24:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:14:19.44 ID:SXeAMA+D0
「……う、うわ！の、のり子泣いてる！？
25:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:15:01.83 ID:SXeAMA+D0
亜利沙は混乱しながらも、行き場をなくした手をアタシが落ち着くように、
腰へ回して弱々しく引き寄せてくれる。
26:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:15:31.67 ID:SXeAMA+D0
◆
27:伊丹 [sage]
2019/10/26(土) 00:16:02.96 ID:SXeAMA+D0
亜利沙はバイクとアタシの写真を撮りながら聞いてくる。
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