梓みふゆ「やっちゃん、やっちゃん、起きてください」
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5: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/24(木) 16:00:27.98 ID:ucjqWcUo0


三つ頭の犬「バウバウバウ!」「シャーッ!」「ヘッヘッヘッヘッ」

やちよ「なっ?! なにあの怪物?! 魔女?! こっちに襲い掛かってくる! 倒さなきゃ!」シャキン

かえで「あー! やちよさん待ってください! その子は私のペットの八ちゃんなんですっ!」

ももこ「かえで! もうその子は八ちゃんじゃない! 二十四ちゃんだ!」

やちよ「えっ、えぇ・・・? 最近のペットの犬は頭が三つあるの・・・?」

かえで「レナちゃんが八ちゃんに変なチョコを食べさせたら頭が三つになっちゃったんです!」

レナ「変なチョコじゃないわよ! みたまさんからもらった素直になれるチョコよ! レナが食べる前にちょっと試しに犬に食べさせてみただけ!」

かえで「もーっ! 犬にチョコは毒だって言ったよねー!? こうやって頭が増えちゃうんだからー!」

ももこ「なんで調整屋からもらったものを口に入れようと思ったんだよレナ?!」

レナ「だ、だって・・・。素直になれるっていうから・・・。素直になって、もっと明るく話したり笑ったりできるようになったら、ももことかえでともっと仲良くなれるかなって思ったり・・・とかっ! 全然っ! そんなこと考えてないんだからねっ! 勘違いしないでよね!////」

三つ頭の犬「クゥン、クゥン」「ゴロニャーン」「ヘッヘッヘッヘッ」

やちよ「なんだ、懐いて結構かわいいじゃない。よしよし」

かえで「ふゆゆっ。二十四ちゃんは美人を前にするとおとなしくなっちゃうの」

やちよ「あら? ふふっ。なーに、かえでったら、もしかして私の事口説いてる?」

かえで「いいえ、全然」

やちよ「あっそう」

かえで「何かお礼させてくださいやちよさん。欲しいものとかありますか?」

やちよ「2000万円が欲しいわ」

かえで「はい、この小切手をどうぞ」

やちよ「ポンッ、とくれちゃうのね。さすがふゆう層だわ」

ももこ「おいやちよさん! 見損なったよ! そんな簡単に後輩からお金を受け取ってアンタにプライドってもんはないのか?!」

やちよ「そんなものは犬に食わせたわ」

かえで「二十四ちゃんもお腹いっぱいで喜んでいるみたい」

ももこ「そっかならいいや」


やちよ「良いことをした後は気分がいいわ」

やちよ「教育費もなんとかなったし」

ゆきか「ふぇぇん・・・」

やちよ「そこなお嬢さん。なぜ泣いているの?」

ゆきか「はい・・・。私が投資していた建設会社が倒産しそうなんです・・・。原因は、マンション建設という社運を賭けた大型案件がなぜか急になくなってしまって・・・。それでわたしが持っていた株券も紙くず同然になりそうで・・・」

やちよ「そんなのは賭け事に負けたようなものじゃない。ツキが無かったと思って諦めなさい」

ゆきか「わたしが損をするのはいいのです。その建設会社の社員の方々、一次下請け、二次下請けの社員の方々、そしてそのご家族の方々・・・おおよそ1000人は超える方たちの今後の生活が路頭に迷うことになると思うと心が痛くて・・・」

やちよ「見ず知らずの人たちのために心を痛めるなんて、いい子なのねあなた。どうしたらマンション建設を再開できるのかしら」

ゆきか「はい、2000万円程あればなんとか再開できると思います」

やちよ「それじゃあこの小切手をあげるわ」

ゆきか「ありがとうございます! これでマンション建設を再開できます! お礼に七海さんに発情しますねうさぎらしく! はぁはぁ////」

やちよ「私なんかにはもったいないわ。自分に発情しなさい」

ゆきか「わかりました。はぁはぁ//// あんっ/// きゃ/// んんっ//// あっ、ィクッ////」ビクビク





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