黒埼ちとせ「私の、すけべ魔法使い」
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9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/10/14(月) 01:17:55.08 ID:8UFKsoQO0
ちとせ「ふふっ。でも、そっか。私の黒を、あなたの黒で塗りつぶされちゃうかもしれないんだ」

P「なかなか落ちなさそうだけどな」

ちとせ「頑固な汚れみたいな表現はちょっとムカつくな」

P「ははは。俺の黒魔法で塗りつぶしてやる」

ちとせ「あなた、結構『魔法使い』って呼ばれるの気に入ってるよね」

P「実はそう。この前言ってもらった『庭園の魔法使い』ってフレーズめちゃくちゃかっこいいと思ってる」

ちとせ「あなたにはもったいないくらいかも」

P「他にもないか? かっこいい二つ名」

ちとせ「すけべ魔法使い」

P「なんですけべ?」

ちとせ「逐一説明してあげよっか?」

P「遠慮しておきます……」

ちとせ「あは。あ、説明といえば……教える約束だったよね。私があなたに、あの話をした理由」

P「そういえばそうだったな。普通に楽しんでて、忘れてた」

ちとせ「その理由はね……本当、単純なんだ」



ちとせ「一目惚れ」

P「えっ」

ちとせ「はじめてあなたの顔を見たとき、結構好みだなーって思っちゃって……あは」

P「………」


P「嘘だろ」

ちとせ「うん、ウソ」

P「まったく……俺じゃなきゃ騙されてる演技力だったぞ」

ちとせ「あ、ひょっとして褒めてくれてる?」

P「呆れてるんだ」

ちとせ「ふふ……でも、別にそんな好みの顔でもないあなたを私は選んで、今もこうして隣に立ってもらっている。そっちのほうが、ロマンチックじゃない?」

P「選んだのは俺だけどな」

ちとせ「私ですけど」

P「俺ですけど」

ちとせ「私」

P「俺」

ちとせ「………あははっ」

P「………ははっ」





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