10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/10/14(月) 01:19:29.46 ID:8UFKsoQO0
ちとせ「こうして星を眺めてると、感じるんだ」
ちとせ「おほしさま、放っておけば近いうちになれると思ってたんだけど……生きてるうちに、あなた達と一緒にいるうちに、なりたいと思うようになっちゃった」
P「なれるさ。その瞬間には俺も立ち会ってる」
ちとせ「いいの? 長くいればいるほど、別れの時が辛くなるよ」
P「そんなの、あの夜に身の上話をされた時から織り込み済みだ」
ちとせ「……そう」
P「俺は、ちとせも千夜も、夜空の星に負けないくらいのスターにするつもりだからな」
ちとせ「………本当の理由。それだったんだよ」
P「え?」
ちとせ「最後の確認のつもりだった。事情を話して、それでもあなたは私達と一緒にいてくれるのか。確かめたかったの」
P「……ちとせは、軽い口ぶりで重いことを言うよな」
ちとせ「体重が軽い分、感情は重く、ね?」
P「それと、意外と優しい」
ちとせ「優しい?」
P「別れるなら、俺の傷が浅いうちにって思ったんだろう?」
ちとせ「……さあ? 私は自分勝手な吸血鬼だから」
P「俺も結構勝手だから、おあいこだな」
ちとせ「あは、なにそれ。まあ、本当のことを言うと……あなたがどんな反応をするか、結構ドキドキしてたし」
ちとせ「だから……嬉しかったんだよ? プロデュースを続けてくれて」
P「嬉しかったのか」
ちとせ「うん。かなり」
P「かなり嬉しかったのか」
ちとせ「うん。めっちゃ」
P「惚れ直すくらいか」
ちとせ「まず惚れたことないから直しようがないかな」
P「残念だ……」
ちとせ「冗談で言ってるのかと思ったら本気で残念そう」
P「俺は素直だからな」
ちとせ「でも、あなたは私に惚れてるでしょう?」
P「アイドルとしてな」
ちとせ「つまんない模範解答。でもいいか」
ちとせ「私と一緒に、地獄の底まで付き合ってね。魔法使いさん」
P「……ああ」
ちとせ「ふふっ」
ちとせ「あ、地獄の底じゃなくて天国の上だね。私かわいいし」
P「微妙に図々しいよな、ちとせって」
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