そのスープを飲み干して
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22: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2020/01/02(木) 14:00:02.85 ID:FHy5Fzra0
「貴方、ギルドメンバーよね? 魔法の適性は?」

「火の属性があると言われました」

「……。決めた、ついてきなさい」

なぜか苛立たしい様子で、女性は自分を横切り先に歩いていく。もちろん、状況を理解できず、それを見ることしかできない。

「悪い話じゃないわ。早く来て」

「は、はい」

その勢いと剣幕で押されるように、女性の下に駆け寄る。そうしないと、何やらひどい目に遭いそうな気がしたのは、気のせいではないだろう。


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