キョン「へそを、舐めさせて欲しい」長門「……へそ?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/10(木) 23:02:31.60 ID:oEeyvj9ZO
「な、長門、汚かったら無理しなくていいぞ」
「……少し、しょっぱいけど平気」
「悪いな、掃除が不十分で。面目ない」
「……美味しい」
熱心に俺のへそに舌を這わせる長門有希。
それだけでも感無量なのに美味しいと言った。
俺は今日こうして長門にへそを舐めて貰う為にこの世に生を受けたのだと自然とそう思えた。
しかし、幸せな時間は瞬く間に過ぎるもので。
ぐぎゅるるるるるるるるるるるるるるぅ〜っ!
「んぎっ!?」
響き渡る遠雷。突如として襲いかかる便意。
なんだ。未だ嘗て感じたことのない腹痛だ。
別に、生牡蠣なんて食べた覚えはないのに。
そもそも今の今まで平気の平左だったのに。
何故だ。まさか。まさにそのまさかであった。
「……あなたに便意促進ナノマシンを注入した」
「やっぱりお前の仕業か、長門。いつだ?」
「……耳を甘噛みした時に、つい出来心で」
何がつい出来心で、だ。
完全にさっきの腹いせじゃないか。
腹いせでひとの腹を下すとは、やれやれ。
とはいえ、これでさっきの借りはチャラだ。
「……怒ってる?」
「いや、怒ってないさ」
「……そう」
「長門」
「……何?」
「思いっきり、へそを吸ってくれ」
俺だってSOS団の末席で、団員その1だ。
ならば、せいぜい盛大に漏らしてやろう。
そう決意して、長門にへそを、吸われた。
「……んっ」
ぶりゅっ!
「フハッ!」
へそを吸引された瞬間、便と愉悦が漏れ出た。
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