キョン「へそを、舐めさせて欲しい」長門「……へそ?」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/10(木) 23:04:27.43 ID:oEeyvj9ZO
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!

「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

何ごとも盛大に。
大いに糞を撒き散らかして。
大いに嗤い、高らかに哄笑を響かせた。

S:世界の片隅で。
O:大いに糞を撒き散らかす。
S:涼宮ハルヒの団の構成員、その1。

それが俺だ。お願いだから誰か助けてくれ。

長門が身を起こし、こちらをじっと見つめる。
いつも無表情なその顔に、微笑みが浮かんで。
その深淵のような黒い瞳の中に、宇宙を見た。

「……もう我慢しなくて、いい」
「……長門」
「……これからは、私が全部、受け止める」

そう言って長門は俺を抱きしめてくれた。
鼻の奥がジンと熱くなって、涙が溢れた。
長門の香りに自分の便の匂いが混ざり合って。
俺は今、ここに居るという、存在証明を得た。

「……ふふっ」
「長門……笑っているのか?」
「……ユニーク」
「ちなみに、どんなところが?」
「……全部」

やれやれ、やはり長門は宇宙人らしい。
その笑いのツボがどこにあるのかは定かではないが、どうも嗤いのツボは俺と同じらしい。

こうして俺と長門は嗤い合い、分かり合った。


【長門有希の抱擁】


FIN


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