キョン「へそを、舐めさせて欲しい」長門「……へそ?」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/10(木) 23:05:23.65 ID:oEeyvj9ZO
おまけ

俺の人生の中でこれだけは忘れらない出来事をひとつだけ挙げるとするならば、それは涼宮ハルヒとの邂逅であると思われがちだが、実際のところそれよりも数段衝撃的な事件があった。

「こんばんは」

長門と互いのへそを舐め合ったその日の帰り。
すっかり夜も更けて街灯もない暗い夜道を月明かりを頼りに、とぼとぼ歩いていたところ。
不意に月が雲に隠れたその瞬間、何者かに声をかけられて、俺は遅まきながら不覚を悟った。

「……朝倉か」
「ええ、そうよ。久しぶりね」

声だけでもわかると言えば嘘になってしまう。
俺が背後に立つ人物の正体に気づけたのは、一度目にしたら二度と忘れられないであろうサバイバルナイフを喉元に突きつけられたからだ。

それこそが俺にとって忘れられない出来事だ。

「何しに来た」
「あなたに聞きたいことがあって」

朝倉は凶刃を逆手に握り、背後から俺の首をいつでも?き切れる状態のまま、尋ねてきた。

「あなたに長門さんを幸せに出来る?」

思いも寄らぬ朝倉涼子のその問いかけに、俺はしばらく言葉を失い、絶句する羽目となった。


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