キョン「へそを、舐めさせて欲しい」長門「……へそ?」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/10(木) 23:07:30.90 ID:oEeyvj9ZO
「……どういう意味だ?」
「言葉通りの意味よ」

なんとか尋ね返すと、朝倉は詳しい説明をすることなく、サバイバルナイフの切っ先を前方に向けて、俺にそのまま歩くように促してきた。

「少し歩いた先にバスの停留所があるわ」

どうやら目的地はそこらしい。そこに行けと。
言いなりになるのは不本意だがやむを得まい。
俺は大人しく、その停留所とやらを目指した。

「座りなさい」

まもなく、件のバスの停留所へと辿り着いて。
座るように命じられたので素直に腰を下ろす。
すると朝倉は、当然のように俺の隣に座った。
視界の斜め下にナイフが見える。横は見ない。
視線を真っ直ぐ前方に固定して、口を開いた。

「なんのつもりだ」
「ちょっと話が聞きたかったのよ」
「だったらナイフなんて必要ないだろう?」
「その方が話しやすいかと思って」

んなわけあるか。既に喉がカラカラだ。
腹を割って話すどころか、腹を割られそうだ。
こめかみを伝う冷や汗を見て朝倉は嘲笑った。

「いくらなんでも怯えすぎよ」
「怯えるなという方が無理がある」
「だったら、こうすればリラックス出来る?」

そう言って朝倉は、艶かしい生足をこちらの太ももに乗せてきた。一体なんのつもりだろう。


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