キョン「へそを、舐めさせて欲しい」長門「……へそ?」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/10(木) 22:53:21.86 ID:oEeyvj9ZO
そんなこんなで、俺は長門に抱かれていた。
時間にして小一時間。ずっと密着している。
流石にその間ずっと立ちっぱなしでは疲れてしまうので、今は座布団に座らされていた。

「なあ、長門」
「……何?」
「いくらなんでも向かい合わせってのは……」
「……これが一番、身体が接する面積が大きい」

そんなことは言われなくてもわかってる。
俺の膝の上に腰掛けた長門との距離はゼロ。
胸も腰も尻も全て、俺と触れ合っていた。
長門は背が小さいので、すっぽり収まる。
その華奢な背中に手を回していいか悩み所だ。

「……ぎゅっと、して?」
「っ……!」

くそっ! 何を悩んでいるんだ俺は!
言われなくても早く抱きしめろよ、馬鹿!
というわけで、お望み通りぎゅっとした。

「……満足、した?」
「正直、たまりません」
「……まだ、足りない?」
「いや、これだけでもう充分だ」

もどかしさは確かにある。
何せ、ただ抱っこしてるだけだからな。
本音を言えば、押し倒したい。
けれど、ずっとこうして居たいような。
優柔不断な俺としては、今が最高に幸せだ。

いや、満ち足りていると断言しよう。

「……リクエストをして欲しい」
「リクエスト?」
「……私は経験も知識もない」
「俺だって未経験だ」
「……でも、あなたには知識がある」

まあな。伊達に健全な男子高校生じゃないさ。

「……私は、あなたに従う」

予め、言い訳をしておこう。
相手はあの長門だ。俺の可愛い長門有希だ。
こんなことを言われて黙っていられるか。
なので、抑えきれないリビドーを吐き出した。


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