梓みふゆ「鶴乃さん、鶴乃さん、起きてください」
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16: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/10/06(日) 21:13:35.73 ID:RQR8trEn0






黒羽根「ア゙ア゙ア゙ァッ!」ジャラ

白羽根「ヴァァアアア!!」ドシュ

さな「くぁぅっ?! くぅっ・・・! だ、ダメですっ・・・! これ以上は防ぎきれません!」

レナ「さな?!」

さな「かえでさん! レナさん! 私に捕まってください! 透明になってここから離れます!」

レナ「えっ、ちょ?! そんな事したら そいつら いろは か やちよさんの方に行っちゃうでしょ!」

さな「うっ・・・で、でもこのままじゃあ・・・!」

かえで「私が囮になるから! さなちゃんとレナちゃんだけでも逃げて!」

レナ「ハァッ?! 何言ってんのよ!」

さな「それだけは絶対にできません・・・!」






灯花「くふふっ! 傘を弾けば爆風を逸らせるって言ってたけど、こうしても同じことが言えるかにゃー?」 フワッ...

やちよ「あっ?!」

やちよ(この子、空に飛び上がれるんだった・・・!)

灯花「そしてもちろん、わたくしにできる攻撃はこの爆発だけじゃないよー」

灯花「よっと」シャラーン.....

 ズバンッ!

やちよ「くぅぅ、ぁあっ?!」

灯花「くふっ♪  羽根の力を自分の魔力に変換しているから、無尽蔵に強力な攻撃ができるんだよー。だからどう頑張っても勝ち目なんてないんじゃないかにゃー?」

やちよ(次々と飛んでくる激しい攻撃に対して、私は魔力が衰えている身・・・。あまり魔法に頼った戦い方ができない・・・。空中から一方的に攻撃をされたら圧倒的に不利・・・)

やちよ(・・・・いや。灯花がそう思っているならそれを逆手に利用できるかも。灯花の虚をついて強力な一撃をぶっ放す方法は、なくはない・・・けど・・・)

やちよ(でもきっとそれは奇襲じゃないと成功しないわ。私一人じゃ到底無理・・・)

やちよ(このままじゃ為す術がない・・・)









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