89:名無しNIPPER[saga]
2019/10/07(月) 20:43:52.61 ID:pYPvRrqT0
そこで千早は目を伏せる。
何か言い淀んだような、言葉を選んでいるような、そんなふうに見えた。
しかし春香はそんな千早に対して表情を変えずに、
春香「それじゃ、どうしよっか」
千早「えっ?」
春香「このあとのこと。
静香ちゃんが誘えなかったら、二人だけでご飯食べに行こうって約束してたけど……。
千早ちゃん、今は他にやりたいことがあるんじゃない?」
両手を後ろに回したまま、いたずらっぽく顔を覗き込むように言う春香。
そんな春香を千早は目を丸くして見つめたのち、観念したと言うようにふっと笑った。
千早「春香ったら、お見通しなのね」
春香「もちろん! 私と千早ちゃんの仲だもん。なーんて♪」
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