278: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/01/14(火) 03:42:43.15 ID:hBUPAlst0
少年(鬱屈とした日々から救ってくれただけじゃない、こんなにも僕を認めてくれる)
少年(こんなの好きになるなって方が無理だ)
少年「……ありがとう、少女さん」
包帯少女「どういたしまして」
少年(…この人だけは絶対、何がなんでも守り抜いてやる)
包帯少女「さて、捜索再開しよっか。あんまり遅いと猫又娘さんにどやされちゃう。花火の上がる時間までには済ませられるといいね」
少年「花火?もっと混んでくるから?」
包帯少女「ううん。せっかくお祭りに来たんだもん、花火くらい見ていきたくない?」フフッ
少年「…いいね」ハハッ
...ギュ
少年「…!」
少年(手を……)
包帯少女「またはぐれたら、大変だから」
少年「そう……だね」
少年(…♪)
包帯少女「それから、さっきの話もう少し詳しく教えて。きみの身に何が起こってたのか、ぼくが溺れた後何があったのか知っておきたい」
少年「わ、分かった…!」
包帯少女(ありがとう、はこっちの台詞だよ少年君。おかげで踏ん切りがついた)
包帯少女(ぼくはもう迷わない)
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