少年「アヤカシノート」
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209: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/11/08(金) 00:54:59.38 ID:uBwrWeJb0

三人「「「……」」」

猫又娘「…すぐには変化なしか」

猫又娘「あーあ、これはもう本物のノートで検証しないとダメなんだろーなー。気になるなぁ」

少年(…ノートのことは勿論僕も気になる……けど、もっと気になるのは)

包帯少女「安全な妖禍子が出てくるとは限らないんだから、今思えば実体化しないで良かったかもね」

猫又娘「それ知ってるよー。酸っぱいぶどうって言うんだ」

少年(…どうしてさっき僕は少女さんに膝枕をされていたんだろう)

少年(少女さんはどういうつもりで僕を……気になる……すごく……)

包帯少女「──何かの手掛かりにはなりそうだよね」

包帯少女「ねぇ少年君、あのノートってどこで買ったの?」

少年「!え、と…」

少年「あんまりよく覚えてないんだ…買った記憶はないけどいつの間にか持ってた、みたいな」

猫又娘「そういえばなんで失くしちゃったのかも訊いてなかったね」

少年「っ……」

少年「それは…」

少年(……)

少年「それも、分からない。知らないうちになくなってたから」

少年「……気付いたのは2週間前の日曜日だけど」

包帯少女「…!」

猫又娘「偶然…にしちゃあ出来過ぎてるなぁ。さすがにここまで重なったらさ」

猫又娘「ね、二人とも」

少年「……」

包帯少女「……」

猫又娘(……?)

猫又娘(!…そっかこの二人、まだあの池の話に触れてないのか)



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