208: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/11/08(金) 00:53:44.60 ID:uBwrWeJb0
少年「……アヤカシノートの、妖怪…?」
少年「夢見娘さんが?」
包帯少女「そう言ってたね」
少年「……」
猫又娘「心当たりある?」
少年「うん、かなり前に…そんな妖怪をノートに書いた覚えがある」
少年「確か、最初のページだったような…」
包帯少女・猫又娘「「!」」
猫又娘「…合ってる、ね」
包帯少女「……」
猫又娘「ねね、試して欲しいことがあるんだ」
猫又娘「ほい」スッ
(アヤカシノートとペン)
少年「…書いてみろ、って?」
猫又娘「うむ」
猫又娘「これは知っての通り本物じゃないし、さっき私たちが書いても何も起きなかったんだけど」
猫又娘「少年君が書けばもしかしたらもしかしたり…?」
少年「……」
少年「………」
少年「…何書けばいいのか…」
猫又娘「何でも──怖くない妖禍子ならどんな子でもオッケー」
少年「そう言われると…んー…」
猫又娘「何なら私とおんなじ猫又ちゃん書いてよ!上手くいけば友達が増えるっ」ニシシッ
少年「………」
少年「」サラサラサラ
『7月20日 一日中曇り
イタズラ好きの猫又が二人に増えていた。ただでさえ賑やかなクラスがもっと活気付いたんじゃないだろうか。』
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