152: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 02:14:40.39 ID:OOuoymdI0
二つ編み「嘘ね」
包帯少女「!どうして…」
二つ編み「分かるわよ、それくらい」
二つ編み「でもいい。無理に聞こうとはしないから」
二つ編み「人に知られたくないことの一つや二つ、あるものね」
包帯少女「……」
二つ編み「けど覚えておいて。それがこの怪奇現象の打開の鍵を握ることがあれば、いずれ向き合うことになる」
包帯少女「………知ってるよ」
包帯少女(言われなくても、自分が一番分かってる…)
包帯少女「…二つ編みさんにも、あるの?知られたくないこと」
二つ編み「……あるわ」
二つ編み(……誰にも晒したくないもの……)
ーーーーー
二つ編み母「──あなたの頭なら、この高校くらい行けるでしょ?受験しなさい。いいわね?」
二つ編み「はい」
ーーーーー
二つ編み(………)
二つ編み(それはわたしの──弱さ)
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