少年「アヤカシノート」
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148: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 02:02:06.42 ID:OOuoymdI0

二つ編み「……今分かってることは?」

包帯少女「え?」

二つ編み「手伝うって言った手前情けないけど、わたしそいつらが見えたことないから戦うとかは出来ないと思う。調べ物の方に手を貸すわ。…本当はこの手で叩き潰してやりたいのに…」

猫又娘「例え見えたとしても戦うのは危ないからね!?」

猫又娘(女の子って好戦的な子ばっかりなんだなぁ…)

包帯少女「その話もしようと思ってたところ」

包帯少女「昨日、色々調べてみたんだけど…ごめん、今のところ収穫はゼロ。妖怪とか魔物とかそれらしいワードで検索かけてみたんだけどね…ぼくが見たようなオニの画像はまったく引っかかんなかった」

二つ編み「よく聞くような妖怪じゃないってことね」

包帯少女「うん。確かにどれ一つとして見たことない……それこそ得体の知れない姿形だったからね」

包帯少女「例外もあるけど…」チラッ

猫又娘「にゃはは…」

二つ編み「事実は小説より奇なりとは言うけれど……」

二つ編み(妖怪……そういえば)

二つ編み「…案外、かなりマイナーな怪異とかだったりするのかもしれないわね」

猫又娘「あんなに大暴れしてるのに?」

二つ編み「規模は関係ないのよきっと。あなたたちも聞いたことあるでしょう?」



二つ編み「トドノツマリ様」



包帯少女・猫又娘「「!」」

二つ編み「あの噂だって全く有名ではないけどここ南町ではそれなりに昔から伝えられてきた話だって聞いたわ」

二つ編み「それと同じように、あなたの見た怪物も地域の限られた伝承なんじゃないかしら」

包帯少女「なるほど…」

猫又娘「おー」

包帯少女「…あなたも少しは考えて」

猫又娘「これでも考えてるよ!?」



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