少年「アヤカシノート」
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147: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 02:00:07.12 ID:OOuoymdI0
ーーー学校ーーー

二つ編み「つまり、その日以来あなたたち二人でその怪物を減らそうとしてたってこと?」

猫又娘「実際協力しようってなったのは一昨日からだけどね〜。それまで少女さんが戦ってることも知らなかったもんで」

二つ編み「戦う……あなた陰陽師か何か?」

包帯少女「ぼくは普通の人間だよ」

猫又娘「…趣味はバットによる殴打です」ボソリ

包帯少女「」ギロッ

猫又娘「ひっ!じ、事実じゃん…!?」

包帯少女「偶々手近にあった武器なだけだから」

二つ編み「なんか、思ってたより勇ましい人なのね…」

包帯少女「…というか、信じるの?こんな話」

二つ編み「えぇ。信じる…いえ、信じるしかないの」

二つ編み「だってわたしも、ここ最近ずっとおかしなことが続いてるから」

二つ編み(この地獄から抜け出せるなら、藁にだって縋る)

猫又娘「何があったの?」

二つ編み「頭の中で悲鳴や泣き声が聞こえてきたり、なにかに見られてるような気がしたり…」

...ギョロ

二つ編み「っ!い、今も…」

猫又娘「…誰もいない、はずだけど」

二つ編み「きっとあなたたちの言う怪物の仕業なのよ…!」

二つ編み「だから……わたしも手伝うわ。このバカみたいな事態と一刻も早くおさらばしましょう」

猫又娘「そんな強引に」

包帯少女「…その申し出は正直ありがたいけど、二つ編みさんは平気なの?」

二つ編み「なにがかしら?」

包帯少女「自分から関わっていくとなると、もっと酷いことが起きるかもしれない……そんな可能性が付き纏うんだよ」

二つ編み「…今以上に酷くなることなんてないわよ」

包帯少女「……そう」

二つ編み「………」

猫又娘(…?)



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