少年「アヤカシノート」
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138: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 01:09:40.63 ID:OOuoymdI0

猫又娘「というか!その点で言ったら少女さんも他人事じゃないんよ!」

猫又娘「その包帯の下、私たちとおんなじ気配がしてるんだからね?」

包帯少女「──!」

包帯少女(……そっか……)

包帯少女「…じゃあぼくも猫又娘さんみたいに魔法使えるようになるかな?」

猫又娘「魔法って言うとすごくファンタジックに聞こえるね……少女さんの場合、そのバットに魔力が宿ってるのでは?」プププ

包帯少女「へぇー、そう」グリグリ

猫又娘「痛い痛いバット押し当てるのやめてー!」

包帯少女「…それで、自称良いオニの猫又娘さんはなんで他のオニたちを斃してまわってたの?」

猫又娘「そりゃあねぇ。私たちの住むこの町が好き勝手にされるなんて見過ごせないじゃん?」

包帯少女「…正義のヒーロー?」

猫又娘「そんな大層なもんじゃないよ。私はただ」

猫又娘「──世界を少し、明るくできたらいいなって」

猫又娘「…それだけ」ニコッ

包帯少女「……初めて頼もしく見えたかも」

猫又娘「なにをー!昨日絶体絶命のピンチを助けてあげたじゃんか!」

包帯少女「それはそれ。これはこれ」

猫又娘「意味分かんないから!」

包帯少女「そういうからかい甲斐があるところのせいかなー」ククク

猫又娘「む……」



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