【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
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39:学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2019/10/04(金) 01:29:10.41 ID:QcZxi7T/0
《れんげ side》
一穂「ま、間に合ったのん?」
二人の影が見えた瞬間に倒れたねえねえのことはどうでもいいのん
それよりなっつんも倒れてるんはどういうことなのん?
一穂「れんちょん、モノローグご苦労様です」
一穂「宮内の家の者以外が入るのは厳しいみたいだねえ、お守りの力ってそう強くないから」
一穂「あ、うちは疲れてぐでーってしてるだけね」
れんげ「ほんとにねえねえはだらしがないのん!」
夏海「れんちょん、それよか、そろそろ……あれ、えっと、その、あの子の持ってる石をお守りに入れてくれ……がっくし」
れんげ「二人の遺志もあるのん、石を渡すん!」
×××「嫌です!」
夏海「ええええええええなんでええええええ!?」
×××「…………」
×××「この子も、独りでした」
うちは、もう、それだけで、
きっとそこにいるみんなが、わかったんな
れんげ「……神様ももう一人じゃないようにするんな、約束なん」
れんげ「だから、だから、自分から一人に……ならんといてほしいのんな……」
涙がぽろぽろ零れてくるん
ぬぐってもぬぐっても、涙はぽろぽろ零れて消えてくれないん
「「「ほたるん」」」
声が重なったのは、
きっと神様じゃない、別の奇跡だったと――
「蛍、帰ろう?」
こまちゃんが、そう呟いたん
そしたらほたるんは何もしてないのに、ポタって何かが落ちたのん
うちはそれを、その神様を丁寧に拾って、大切にお守り袋に入れて――
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