【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
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30:学園長  ◆86inwKqtElvs[saga]
2019/10/04(金) 01:22:14.81 ID:QcZxi7T/0

一穂「でも見えたのは本当だよー」

一穂「理由もね、なんとなくはわかるんだけどね。よいしょ」

一穂「ちょいと待っててー。確認して来るから」


 そういうと、ねえねえは一旦出て行ったんな

 なんか、電話してるような会話が聞こえてくるん

 そしたらにいにいと一緒に帰ってきたんな


一穂「戻ったよー」

一穂「ひかげもほたるん見たんだってさ」

夏海「え? ひかねえ?」

れんげ「ひかねえ今東京にいるのに、というかほたるんのこと知ってるのん?」

一穂「いいや、知らないよー」

一穂「いきなり黒髪の女の子が『邪魔しないで』って言って消えたのを見てパニックになってたわー、あはは」

一穂「うちも同じもの見てたんだねえ、きっと。れんげと夏海のと同じものを」

夏海「……どういうことなわけ? うちにはさっぱりわからん」

一穂「なっつんが見えたのは、お守り石本体の近くにいたからだと思うなー」

一穂「うちらが見えたのは、『本来は宮内の家がお守り石の担当だったから』」

一穂「こう考えるのが自然だねえ」

一穂「おにいちゃん、ちょいと解読したノート見せてくれる?」

卓「」ウン

一穂「ふむふむ」

一穂「ほーお守り石とはこんなんだったんだねえ」

夏海「一人で納得してないでこっちにも説明してよ!」

れんげ「するのん!」

一穂「まあ由来とかはわからないんだけど」

一穂「お守り石(小)を持った者の願いをお守り石(大)が叶える」

一穂「とまあ、これだけ聞くととてもいいものに思えるかもしれんけど」

一穂「この願いってのが、曲者みたいだねえ」

夏海「だから、それとほたるんとどう関係があるのかないのかはっきりしてよ!」

一穂「ちょいと待って、うちも全部わかってるわけじゃないから」

一穂「というか、本当にこんなことが起きるとは思ってなかったからねえ」

一穂「…………」




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