【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
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64: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:23:38.15 ID:2rXBvp8co
蘭「そうなんだ……やっぱり大人になると、いつまでも変わらず……『いつも通り』って訳には行かないものなのかな」

つぐみ「蘭ちゃん……」

 いつまでも子供のままではいられない。時が来れば、嫌でも人は成長し、大人になっていく。
以下略 AAS



65: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:24:21.02 ID:2rXBvp8co
蘭「うん……澪さん、ありがとうございます」

 たとえ卒業して離れたとしても、それで関係が消えてなくなるわけじゃない。

 その言葉が、蘭の中に芽生えかけた不安を優しく解いていた。
以下略 AAS



66: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:25:16.79 ID:2rXBvp8co
 そして、澪がAfterglowの5人とお茶を交わすことしばらく。

 次の仕事の時間が来た事もあり、伝票を持ち、澪は席を立つ。


以下略 AAS



67: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:26:24.87 ID:2rXBvp8co
澪「いい子たちだったな……あの子達のライブ、律も誘って行ってみようかな……」

 やや傾きつつある陽光を浴びながら、澪は駅方面へと歩き出す。

 ほどなくして会社に戻り、報告を済ませ、残りの仕事に取り掛かる。
以下略 AAS



68: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:27:07.03 ID:2rXBvp8co
#2-3.放課後の邂逅〜琴吹紬〜

 ――子供の頃から、両親には凄く感謝していた。

 生まれた時から私をずっと守り、ずっと私の我がままを聞いてくれたから。
以下略 AAS



69: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:29:16.01 ID:2rXBvp8co
―――
――


 ……凄く、懐かしい場所に私はいた。
以下略 AAS



70: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:30:55.08 ID:2rXBvp8co
声「起きて下さいお嬢様…………お姉ちゃん……起きて」

紬「っ……!」

 突如、紬は弾けたように瞼を開く。
以下略 AAS



71: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:31:30.73 ID:2rXBvp8co
菫「いいえ、それが私達の務めですから、お嬢様はお気になさらないで下さい」

 申し訳なさそうな表情の紬に向け、菫は優しく微笑みながら続ける。


以下略 AAS



72: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:32:43.13 ID:2rXBvp8co
―――
――


 ――大学を卒業してすぐの事。琴吹紬は、自身の父が経営する会社……琴吹グループに就職し、懸命に働いていた。
以下略 AAS



73: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 21:34:03.64 ID:2rXBvp8co
菫「ですがお嬢様……浮かれるのもよろしいですが、今日は多くの資産家の方々もお見えになられます、その点、くれぐれもお忘れなきようお願い致します」

紬「はーい、分かってるわ」

 どこか寂しげな返事をする紬に対し、菫は運転を止める事もせず、頭の中に詰め込んだ数百に及ぶ来賓のリストを読み上げていく。
以下略 AAS



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