ハルヒ「お、お尻の穴を……ほじって、ください」キョン「驚天動地だ」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/27(金) 22:17:22.20 ID:IVY7iCaZO
「なあ、ハルヒ」
「なによ」

気を取り直して閑話休題。本題へと移ろう。

「お前はそんな連中を見つけて、友達になって、一緒に遊んで、どうしたいんだ?」

前々から聞いてみたかった質問だった。
ハルヒはそんな連中と友達になりたいらしい。
そして一緒に遊びたいのだと言っていた。
その願望はこいつが知らないだけで叶った。
既にハルヒはそんな連中と友達である。
そいつらと遊んで、戯れて、どうしたいのか。

するとハルヒは気まずそうに目を逸らして。

「別に、どうもしないわよ」

それは愚鈍な俺でもわかる明白な嘘だった。
何せハルヒの願望は若かりし頃の俺の願いでもあったので、その真意は手に取るようにわかる。

「特別な連中ってのは、魅力的だよな」

ハルヒはそっぽを向いたまま、何も言わない。

「そいつらと関わっているだけで、なんだか自分も特別な存在になれたような気がするもんだ。だけどな、ハルヒ。それに何の意味がある? それで自分が特別になれるわけじゃない」
「うるさい」

短く、一言だけハルヒは声を荒げた。
しかし席を立つそぶりはなく、座ったまま。
空っぽの飲み物の容器を握りしめて、下唇を噛んで、泣きそうになっているハルヒを見て、居た堪れなくなった俺は、やれやれと溜息を漏らしつつ、おかわりを注文してやった。


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