733: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 18:59:27.05 ID:hEQnKdja0
梨子「…一つ言っていい?」
曜「ん?何?」
梨子「曜ちゃんには悪いんだけど…その絵里さんとルビィちゃんって子、連絡取れないんだよね?」
734: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:00:51.56 ID:hEQnKdja0
果林「…私ことりのこともよく知ってるわ、やけにプライドが高い一匹狼だったからね。対アンドロイド特殊部隊に所属してからはイヤというほどことりという名前を聞いたわ」
果林「そんなことりが背中を追いかけ、曜までを従わせるその絵里ってやつは何者なの?」
曜「…希ちゃんの寛容さと鞠莉さんに似た意志を持った人かな」
735: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:02:02.03 ID:hEQnKdja0
曜「絵里さんのところへ行く」果林「絵里のところへ行く」
736: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:02:45.44 ID:hEQnKdja0
曜「…じゃあ私たちは行くね」
果林「ええ、行ってらっしゃい」
737: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:04:47.26 ID:hEQnKdja0
梨子「…それについてはごめんと思う、だけど私とあなたは敵同士、戦って勝負を決めよっか」
果林「なんかやけにやらかくなってない?気のせい?」
梨子「気のせいですよ、やりましょうよ」カチャッ
738: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:06:22.27 ID:hEQnKdja0
梨子「じゃあ————」
梨子「——私は先に行かせてもらいますね!」
739: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:07:56.01 ID:hEQnKdja0
果林「せいっ!」
歩夢「よっと、まだあのぶどう色の髪した人の方が鋭い近接攻撃持ってたよ!」
果林「生憎私は近接戦闘を得意としていないのよっ!」
740: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:09:04.22 ID:hEQnKdja0
果林(梨子は狂ったところがよく目立つけど、案外優しいところもある。それは戦いの中で仲間を心配出来る思いやりがあったり、アンドロイドに親を殺された故に仲間を失うことの恐怖からカバーは必ずする必死さがある)
果林(対アンドロイド特殊部隊に入ってからは曜に優しくされたり曜に誕生日プレゼントを貰ったり曜にお手製の武器を授かったり曜に命を助けてもらったりでそれ以来ずっと曜にゾッコンだけど、そんなところから梨子との関わりが増えたりして曜も分かってるんじゃないのかしら)
741: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:11:36.34 ID:hEQnKdja0
歩夢「っ!」
梨子「くっ…!」
果林(横からやってきた梨子は歩夢の腕を掴もうとしたけど、歩夢は掴まれそうになった腕を素早く曲げ肘を前に突き出し梨子の手を弾いて攻撃にまで転じて見せた。その驚くべき対応力はやはり能力値の高いアンドロイドならではの行動よね)
742: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:13:10.81 ID:hEQnKdja0
歩夢「かはっ…!?」
梨子「これで終わりッ!」
743: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:13:58.48 ID:hEQnKdja0
梨子「……終わった」ホッ
果林「…終わったわね」
果林(緊張感と謎に包まれた戦いにようやく終止符が打てたことをキッカケに梨子はその場にへたり込んだ、だから私はそっと梨子の傍に行き、梨子の隣に座った)
969Res/859.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20