絵里「例え偽物だとしても」
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621: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:38:34.75 ID:Kb3Xmjfp0
曜「デバイスを開いて」

絵里「え、うん…」


ピコンッ♪


絵里「…?これは?」

絵里(曜から送られてきたのは何らかの画像のデータだった)

曜「花丸ちゃんと希ちゃんが一ヶ月鞠莉ちゃんのPCとサイバー戦争をして手に入れたって言ってた画像データだよ、あまりにも複雑なプログラムとセキュリティを通り越してきたデータだからノイズ化しちゃってるんだけど、それでもその左上のところ、髪の色だけ分かるんだよ」

絵里「…!ホントだ、金髪ね」

絵里(いつかに花丸さんから見せてもらったアンドロイドのデータと同じようにそこには“誰か”が描かれてた。体系もどんな顔をしてるかも分からないけど金髪だ。横にある説明文らしきところには“標貅門梛繧「繝ン繝峨ΟイドX”と名前欄と思わしきところに書かれていて、その下の説明文は読めたものじゃなかった)

曜「そういう文字化けってやつは解読ができるんだけど、どういうわけかその文字化けは特殊なプログラムが張り巡らされてて解読出来ないんだ」

曜「こう…画像を開くたびに文字が違って、それを解読しても支離滅裂な言葉しか出てこない」

曜「だからすごく厳重に保管されてるんだろうね…」

絵里「………」


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