616: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:32:01.01 ID:Kb3Xmjfp0
絵里「うぅ…といれぇ…」メソメソ
真姫「行ってきなさいよ…」
絵里「うん……」
617: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:33:22.38 ID:Kb3Xmjfp0
絵里「な、何…?」
曜「…こんな時に言うべきじゃないのは分かる、けど言わせてほしい」
618: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:34:33.79 ID:Kb3Xmjfp0
絵里「私は…アンドロイドよ、コードF-613。誕生日は10月21日、名前は絢瀬絵里。年齢17の高校三年生」
曜「…知ってる、でもおかしいじゃん。それ」
絵里「おかしい?どこが?」
619: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:35:53.15 ID:Kb3Xmjfp0
曜「絵里さんの言う標準型が嘘であるっていうのも考えたけど、ちゃんと首元にはFと書いてある。別に標準型でも戦える子はたくさんいるけど絵里さんに関しては頭一つ抜けてるんだよね」
曜「…というかね、標準型っていうのは人間を元にして作られたアンドロイドなんだよ、だから絵里さんが標準型であるというのなら、その標準型にしては高すぎる能力値を鑑みるに」
620: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:36:54.11 ID:Kb3Xmjfp0
絵里「探してる人?」
曜「一人は東京で大規模な銃撃戦が発生した時に民間人側として参加してた殺し屋の異名を持つスナイパー」
曜「そしてもう一人は————」
621: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:38:34.75 ID:Kb3Xmjfp0
曜「デバイスを開いて」
絵里「え、うん…」
622: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:40:11.34 ID:Kb3Xmjfp0
曜「…でもまぁその標準型アンドロイドXと呼ばれるアンドロイドが金髪だと分かっても金髪の標準型アンドロイドなんて世の中たくさんいる、それをしらみつぶしに探し回ってたらキリがないって希ちゃんも半分諦めかけてた」
曜「でもよくよく考えて思ったよ、多分希ちゃんも同じこと思ってたと思う」
絵里「………」
623: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:40:53.35 ID:Kb3Xmjfp0
絵里「…!」
624: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:42:55.58 ID:Kb3Xmjfp0
曜「…そっか、でもやっぱり標準型アンドロイドは絵里さんなのかな…」
絵里「…多分ね、よくよく考えればおかしいものね。私標準型なのに」
曜「ううん、聞きたかっただけだから気にしないで」
625: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 20:45:00.02 ID:Kb3Xmjfp0
今日はここで中断。
再開は明日か明後日やります
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