絵里「例え偽物だとしても」
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539: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 18:27:32.38 ID:Kb3Xmjfp0
果南「私は他のアンドロイドや人間とは違うよ!ずっと絵里と一緒にいて、ずっと絵里のこと見てきたんだから絵里を逃すわけないじゃん!」

絵里「あなたねっ…ッ!」

果南「何かを待って逃げるよりさっさと覚悟を決めて私と戦った方が絵里的にもいいと私は思うんだけどね!」ドドドドッ

絵里(そこら中で火花を散らす銃弾を潜り抜け角を曲がって逃げ続けるけど横移動を満遍なく使うことのできない細道では真正面からの撃ち合いを強いられる、けどどう考えてもそれじゃあ良くて相打ちの結果に終わる。脱出ゲームのようにいれくんだこの迷路ではまだまだ広いところに出れるような気配はしないしどこかで果南と対面する必要があるのを既に私の考えが示していた)


絵里「ならここでっ!!」バリバリバリバリッ!


絵里(私のプライマリーであるスコーピオンのトリガーを引けばたちまち路地裏の壁に穴が空く。みんなの持つ銃と一際銃声が違うのが恐ろしさの体現であったと思う)


果南「スコーピオンなんて怖くないね!」タッタッタッ


絵里「っ!?」

絵里(だけどどういうことなのかしら、果南はこの数えきれない銃弾に対し動きを止める素振りもなくましてや何かに隠れようとする様子さえない。果南もアンドロイドであるはずなんだから射線は見えてるはず、ならこの銃弾を全て躱しきるなんてそんなの無理って分かってるはずなのに)

絵里(死ぬことを選んだ…?いや、果南から向けられる殺意はまだ残ってる。何かがあるはずよ…)


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