絵里「例え偽物だとしても」
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533: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 18:12:08.91 ID:Kb3Xmjfp0


果南「——でもね、この場所は違うよ」


果南「この薄暗くて狭い場所、宙に浮くグレネードも全く見えないし壁のあちらこちらに跳ぶための足場がある」

果南「曲がり角も多くて直線を作りやすい。ホントに素敵な場所だよ」


果南「私が生まれた頃からいた場所だもん、私が有利になるのは当然だよね?」


絵里「……そういうこと」

絵里「…じゃあ千歌はどうしたの?仇を取るんじゃなかったの?」


果南「あっはは、もういいよそんなの」


絵里「…!」

果南「確かに最初は千歌の仇の為に私は絵里と共に戦うことを選んだよ、でも絵里が穂乃果や曜を仲間にしていった時点で別に私が動かなくても千歌の仇は果たされることに気が付いた、それに気づいた瞬間私がやるべきである本来のことに焦点を当てたんだよ」


果南「絵里と本気で殺し合いをする、私の夢」


果南「でも、絵里と戦ってみて思うのはやっぱり絵里は最強だね。こういう場所には頭のおかしい人たちが溜まる、私は昔っからそんなやつらをこの地形を利用して殺害を繰り返してた」

果南「だから私がこのステージでの動き方を熟知してるのは当たり前、それなのに絵里はなんでグレネードを回避出来た?なんで私みたいに縦横無尽に動けた?」

果南「あれ?おかしいよね?」

絵里「……何が言いたいの?」



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