絵里「例え偽物だとしても」
1- 20
526: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 18:00:03.45 ID:Kb3Xmjfp0
果南「私ね、小さい頃からずっと絵里に憧れてたんだ。本当は出会っちゃいけない私たちだったけど、絵里の強すぎる正義感は私との出会いを作った」

果南「当時は凶暴だった私の前に突然やってきて“暴れるのはやめて”なんていうからビックリしたよ、当時私も人殺しってことでそこそこ有名だったからさ、強さには自信があってその凛々しい顔を泣き顔に変えて命乞いをさせてやろうって思ったよ」

果南「だから行動はすぐに出た、絵里にパンチやキックをお見舞いして最初こそ私の方が優勢だったのに段々と躱されるようになって、その後も怯むことなく次の行動へ移せばすぐに対応されて、最終的には足払いをされてそのまま馬乗り、そうして首を絞められたのを今でも覚えてる」

絵里「………」

果南「……ただ、そこでみねうちをされて私気付いたよ、強さってこうであるべきなんだって」

果南「絵里は言ったよね。“あなたはもっと考えて行動するべき”って」

果南「だからその時からずっと絵里に憧れを感じてずっと考えながら生きてきたよ、脳筋で凶暴だった私を常識人に変えてくれてたくさんの仲間を作ってくれた。その憧れとこの胸に宿る輝きは今になっても未来になっても消えることはないと私は思う」


果南「ねえ知ってる?私の髪型がポニーテールなのは絵里に憧れてたからなんだよ?」


果南「ファンクラブを作ったのも私。絵里の事が気に入らないと思ってるやつを潰しまわってたのも私、そのおかげで比較的絵里は平和に日常生活を送れたんだよ?」



果南「私は絵里のこと、大好きだよ」



絵里「……私も果南の事、好きだったわ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
969Res/859.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice