絵里「例え偽物だとしても」
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297: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/27(金) 17:54:02.42 ID:SQcoDrlX0
穂乃果「…簡単には殺させてくれない?勝つ前提なんだね」

ツバサ「わお、聞こえてるみたいよ」

英玲奈「耳が良いのだろう」

せつ菜「勝つ気でいるのはいいですけど、足元掬われないように気を付けてくださいね」

ツバサ「ふふふっどうも忠告ありがとう、でも勝つ前提でいるのはあなたたちも同じよね?」

穂乃果「当たり前だよ、私たちは常にこの姿勢で戦ってきたからね、“いつも”を変えるつもりはないし、常に殺すことだけを考えてるのが殺し屋の矜持ってものだと思うんだけど」

ツバサ「ふふふっこれは失礼、一本取られたわ」

英玲奈「業務用アンドロイドのくせに口が達者なんだな」

穂乃果「私やせつ菜ちゃんは他のとは違うから」

英玲奈「…そうか」

穂乃果「…じゃあ、そろそろ始めようか」カチャッ

ツバサ「ええ、そうね」

せつ菜(穂乃果さんが銃のチャージハンドルを引くと同時に高まる緊張感——お話は終わりです)

せつ菜(そしてここから始まるのは殺し合い——私たち殺し屋が幾度なく経験してきた過ちであり運命)

せつ菜「………」

せつ菜(互いが睨み合い沈黙に返る公道、周りには銃を持った警官もいるでしょうが、生憎三流が私たちのフィールドに踏み込めるほど、ここは生半可な場所じゃない)

せつ菜(死にたがりな人だけ、ここに来ればいい)


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