絵里「例え偽物だとしても」
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11: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 17:35:15.33 ID:Sjljkzyd0


バァン!


絵里(響く銃声、銃弾は私たちの後ろのテーブルで火花を散らして床へ落ちてゆく。この世界なんてゴミ溜め同然、既に道徳的退廃を迎えてる世界に救いようなどなくて、つまり私も退廃を迎えてるのよ)

『射線確認。推測距離3メートル、目的へ無傷で到達出来る可能性…』

タッ


『100パーセント』


絵里(彼女の言葉を聞いてる最中にもう体は動き出してた、怒りは私を動かす理由へと変わっていく、ダメだと分かっていてもやはり機械の体は言うことを効かないものなの)

絵里(……ううん、別に、機械の体じゃなくて私は動くのだろうけど)

真姫「絵里!今すぐにでもいいから止まって!」

絵里(地面を蹴って素早い跳躍で相手に近づいていく。それに反応した相手は懐からM1911――――いわば拳銃と聞いて誰もが想像するような外見と性能をした標準的な拳銃を出して私に向けて発砲した)



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