絵里「例え偽物だとしても」
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12: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 17:36:55.90 ID:Sjljkzyd0
絵里「ふっ!」

絵里(そして私は机を利用して回避する、ここの机は銃弾さえ弾くものだから机を遮蔽物として扱えば拳銃程度怖くもない)

絵里(世の中便利なモノが多いのよね、アンドロイドもそうだし今は科学の力でいくらでも魔法の応用ができる)

絵里(…ただ、ここみたいに拳銃が使いにくいフィールドなら拳銃は便利とは言えないの)

千歌「絵里さんっ!」

タッタッタッ!

「……っ!」

絵里(拳銃は弱点がありフィールドによって強弱が左右される、しかしさっきからずっと持っていたこのナイフはどこのフィールドでも同じ戦果を出し人間相手に私を裏切ることはない)

絵里(回避に専念し散々撃たせてリロードをさせたら後の祭り。机を飛び越え、床を強く蹴って相手との距離を一瞬にして詰めた)


絵里「今ここで死になさい」


絵里(そして姿勢を低くしナイフを片手に相手の喉元に――――)

「……ぁ」

絵里「…これに懲りたら見境も無く人をバカにすることはやめることね」

絵里(――突き付けて警告をした。いくら怒ってるとはいえ殺すなんてそこまで殺戮に飢えてるわけじゃない)

絵里(相手は拳銃を地面に落として戦意喪失しているのを見て私は静かに真姫と千歌のところへ戻った)


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