北条加蓮「藍子と」高森藍子「向かい目線のカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:11:33.90 ID:1ie/rsgT0
藍子「"その子"は……」
藍子「加蓮ちゃんの言うその子は、トップになりたくて、もっとキラキラしたくて……昇ってきたんですね。それなら……あなたは、何をやるために?」
加蓮「同じだよ。……同じなんかじゃないけど」
以下略
AAS
33
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:12:34.44 ID:1ie/rsgT0
藍子「…………くすっ。加蓮ちゃんだって、今まで私でも加蓮ちゃんでもないお話をしていたのに」
加蓮「名前は出してないからセーフ。名前なんて呼びたくないし――なんてねっ。はいネタバラシ! 実はこれ、ぜんぶ加蓮ちゃんのお話だったんだよー?」
藍子「加蓮ちゃんのお話だったんですか〜?」
以下略
AAS
34
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:13:05.32 ID:1ie/rsgT0
加蓮「……あいつさ。ここまで来たよ、なんて、私達に――この宇宙の誰よりも輝く笑顔を向けてくるの」
加蓮「そしてすごい挑戦的な目で見るの。私のことを」
加蓮「私になんか挑んでも――"負けた"私に挑んで、何になるのか知らないけど」
以下略
AAS
35
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:13:33.82 ID:1ie/rsgT0
藍子「加蓮ちゃん。もしかして、その子に自分のことお話しましたか?」
加蓮「……?」
藍子「ほら。加蓮ちゃん、その子の……想い? 夢や、目標を知っているようでしたから。もしかしたら加蓮ちゃんもお話したのかな、って」
以下略
AAS
36
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:14:03.95 ID:1ie/rsgT0
藍子「加蓮ちゃんはどうして、その子のことは……そんなに、嫌いなんですか?」
加蓮「さあね。何となく嫌い。私に似てる癖に――」
藍子「……」
以下略
AAS
37
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:14:34.77 ID:1ie/rsgT0
藍子「変えようと思う気持ちと……そのエネルギーがあるから、今のキラキラ輝いている加蓮ちゃんがいるんだから」
藍子「それを否定したら、今の加蓮ちゃんのことまで否定することになっちゃう……」
加蓮「……あぁそっか。私、今の私のこと、否定しちゃってるんだ」
以下略
AAS
38
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:15:04.64 ID:1ie/rsgT0
藍子「……あなたは今も、あなたの――加蓮ちゃんのことが、嫌いですか?」
加蓮「……分かんない。でもさ、私思うんだ。自分のことが嫌いなら、鏡の前に立ったりしないよね」
藍子「そうですね。もしも、自分の顔も見たくないくらいに嫌いなら……そんなこと、しませんよ」
以下略
AAS
39
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:15:33.67 ID:1ie/rsgT0
加蓮「……」
藍子「……」
加蓮「……」
以下略
AAS
40
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:16:04.42 ID:1ie/rsgT0
加蓮「でもさ」
藍子「でも?」
加蓮「嫌いっていう気持ちも、嘘じゃない。羨ましくて、それが嫌いで、妬ましくて……」
以下略
AAS
41
:
※第26話
[sage saga]
2019/09/23(月) 20:16:34.78 ID:1ie/rsgT0
藍子「ね、加蓮ちゃん。嫌いなものぜんぶ、好きになれとは言いません。私も加蓮ちゃんも、苦手な物、いっぱいあると思います」
加蓮「……あはは……。なんか聞いたことあるね、それ」
藍子「ふふっ。2回目ですよね。私も覚えてます」
以下略
AAS
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