【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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743: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2020/01/02(木) 20:03:50.49 ID:h7aoNFy80
パシュンッ…!

妖精達「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕の力では、まだ深海棲艦に対抗出来る存在を直接生み出すことは出来ない。だからこそ、こうして……)

彼は"装備妖精"を生み出す。彼女らは彼の力を保有しているが、彼女らだけで深海棲艦と戦うことは難しい。

無論、彼もそれは理解している。妖精達を生み出した理由は……彼女同様、"間接的に"人類に干渉する為だ。

妖精達「………」

ショタ提督(彼女達を海の上……それも、人類の軍施設に送り込む。その後は、彼女達に僕の力を利用してもらって……)

ショタ提督(……深海棲艦に対抗することが出来る技術を組み込む。既存の兵器に、僕の力を注ぎ込めば……)

力を直接行使することが難しいのであれば、既に完成した兵器に力を宿せば良い。

そうすれば、力の消費を可能な限り節約しつつ……深海棲艦から人類を守ることが出来る。

ショタ提督「……皆、ごめんなさい。本当なら、こんなことに皆を巻き込みたくないけど……」

ショタ提督「でも、"僕"を止める為……そして、この世界を守る為なんだ。だから、お願い……!」カッ

妖精達「………」シュンッ…

ショタ提督「………」

ショタ提督(妖精達を海上の、それも人類が持つ海軍施設へと送り込む。そして妖精達と人間の精神に少しだけ干渉して……それだけではダメだ。後は……)

―――

元帥(※本編時間軸に登場する元帥とは別人)「はぁ……」

元帥(突如海から現れ、我々を襲う謎の存在……更に、こちらの攻撃が一切通用しない。)

元帥(このままでは、我が軍の損害は大きくなるばかり……どうすれば奴らに対抗することが出来るんだ……?)

「……ねぇ」

元帥「……ん?」チラッ

妖精達「深海棲艦を何とかしたいの?だったら私達に任せて!」

元帥「なっ……!?こ、これは一体……私はついに幻覚を見てしまう程に追い詰められたというのか!?小さい女が目の前に……」

妖精達「幻覚なんかじゃないよ!本当に、私達なら深海棲艦と戦う武器を作ることが出来るから!」

元帥「……本当、なのか?」

妖精達「うん!だからさ、私達を船渠に案内してくれないかな?」

元帥「………」

元帥(……ダメで元々だ。今は藁にも縋る思い……こいつらに賭けるしかない、か)

元帥「……分かった。ついて来ると良い」

妖精達「はい!」


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