【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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◆0I2Ir6M9cc
[saga]
2020/01/02(木) 20:19:52.16 ID:h7aoNFy80
―――
元帥「着いたぞ。ここが船渠だ」
妖精達「わぁ……大きな船が沢山あるね!」
元帥「当然だ。我が軍が誇る軍艦の数々だからな」
妖精達「ようし!それじゃ早速……作っちゃうね!」シュバババ
元帥「え?」
妖精達はどこからともなく工具を取り出し、小さな身体とは思えない程の動きと速度で船を改造していく。
元帥「お、おい!?何を……」
妖精達(深海棲艦と戦う為には、このままじゃダメ……"私達が"、ちゃんと作り替えないと……!)シュバババ
妖精達は目にも止まらぬ早さで、軍艦に彼の力を注ぎ込んでゆく。
ただ、妖精達には"己に込められた彼の力を宿している"という"自覚が無い"。
そして数分もしない内に、船の改造が完了する。それを見た元帥は、その変貌に度肝を抜かれることとなる。
妖精達「これでよし!」
元帥「なっ……!?」
元帥(う、嘘……だろ……!?あの巨大な船が……)
吹雪「………」キラキラ
電「………」キラキラ
五月雨「………」キラキラ
漣「………」キラキラ
叢雲「………」キラキラ
元帥(人間の女の姿になった、だと……!?)
そう。吹雪、電、五月雨、漣、叢雲。この5人こそが、人類史上初の艦娘だったのだ。
軍艦だった彼女らに妖精達の技術……彼の力が注がれたことで、深海棲艦と同様に人間の姿へと進化を遂げた。
妖精達「どう?凄いでしょ!これなら深海棲艦相手でも十分に戦えるはず!」
元帥「……そう、なのか?いや、あれだけの巨体がここまで小型化する技術……そう考えれば、奴らに応戦することも……!」
元帥(だが、いきなり実戦に利用するのは不安だ……まずは試験的に運用してみなければ……)
―――
ショタ提督「……!」
ショタ提督(やはり僕と"僕"は、本質的に同一の存在、か……船が人間の姿へ形を変えるとは……)
海の中から"見通して"いた彼も、吹雪達の姿を見て驚いていた。
深海棲艦を生み出した彼女と同じように、自分も力を行使した結果……船を人間に変貌させてしまったのだ。
これもまた、42周目提督の記憶を読み取った影響である。彼も彼女も、無意識の内に42周目提督の記憶に感化され、彼女らを生み出した。
ショタ提督「………」
ショタ提督(いや、今は驚嘆している場合ではない。とにかく、これで深海棲艦から人類を守ることが出来るはず……)
ショタ提督(僕の"誘導"通り、人間は"妖精達の存在に対して必要以上に疑問を抱いていない"し、妖精達も"自分自身の存在や能力を疑問に思っていない")
彼は人間や妖精達の精神に干渉し、船を人間にする技術や妖精達の存在を追及しないようにした。
そして同時に、妖精達や人間となった船……艦娘も、自分の存在を深く考えないようにした。言わば思考・因果のプロテクトだ。
こうすることで、人間と妖精達がスムーズに交流することが出来るようになり、そして艦娘とも交流することが出来る。
それだけでなく、万が一人間や妖精、艦娘が真実に辿り着いてしまい……混乱してしまうことを防ぐ為でもある。
一刻も早く人類を深海棲艦から……彼女から守る為、彼は罪悪感を抱きながらも、人の心に干渉することに決めたのだ。
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