77: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 03:02:20.25 ID:EuHZjDgH0
やちよ「私は以前巴さんと戦ったことがあるから、あなたたちがどのような戦い方をしてくるか、大体予想ができていたわ」
やちよ「だから私は事前に鶴乃とフェリシアにはこう言った。『とにかく相手は拘束や手数で攻めて来るだろうけどひるまずに突撃しなさい』、と」
マミ「そういうことだったの・・・。確かに理にかなっているわ。強引に突撃されるのが私にとって一番苦手なタイプだから・・・」
さやか「なるほど。道理で戦いにくいわけだ・・・」
杏子「なんだよっ。マミのせいで負けたようなもんじゃねーか」
マミ「そうよね・・・ごめんなさい・・・・・」
杏子「チッ・・・・」
杏子(さっきから謝りすぎだろうが。そう簡単に謝るんじゃねーよ。あたしはアンタのそういうところが大っ嫌いなんだ)
やちよ「別に巴さんの戦法が間違っているだなんて私は思わないわ。相手を拘束して、手数で攻めるっていうのは、実戦においてはかなり強力だと思う。突撃してくる相手なんて、本来ならば急所や足回りを一度撃ち抜いてしまえば終わりだもの」
やちよ「だけど今回は急所への攻撃はルール上禁止されているから、射撃も慎重になるだろうと踏んで、私は鶴乃とフェリシアに突撃しなさいと言えた」
やちよ「ルールを盾にしているようで、ちょっと私たちの方が卑怯だったかしらね。そんな訳だから、これからも巴さんたちは今の戦い方を極めていったらいいと、私は思うわ」
さやか「聞きましたかマミさん! 経験7年の大ベテランがこう言うんですよっ! あたしはこれからもマミさんに付いていきますっ!」
マミ「ええ。なんだかちょっと照れるわね・・・///」
まどか「マミさん! これからもお世話になりますっ!」
ほむら「私もっ!」
杏子「・・・・・・」
さやか「ちょっとちょっとー。杏子はどうなのさー?」肘ツンッ
杏子「うるせー」
みたま「お話し中ごめんなさいねー。準優勝賞品、受け取ってもらえるかしら〜?」
杏子「あっ! そうだ忘れてた! この大会の賞品は一位より二位の方が豪華だったんだ! やりーっ! ウォールナッツの飯が食える!」
みたま「うふふっ。喜んでくれて嬉しいわぁ。それじゃ5人分のウォールナッツのお食事券ね。はいっ、リーダーのマミちゃんにあげる」
マミ「はいっ、ありがとうございます!」
杏子「よっしゃぁ! おいマミっ! 早く1枚あたしにくれよっ! 今すぐ食いに行くからっ!」
マミ「ええっ? まだお夕飯には早くないかしら?」
杏子「そんなこと構うもんか! 今すぐ食いたいんだ!」
マミ「うーん、どうしようかしらー」
杏子「おいおい何をもったいぶってんだよっ! 早くくれって!」
マミ「あっ、そうだ。せっかく神浜まで来たのだから、みんなでちょっと観光して行かない? それでいい時間になってからウォールナッツでお食事するのはどう?」
さやか「ああっ、いいっスねーそれっ! 行きましょうよ!」
まどか「うんっ! 私も神浜には何度か来ているけど、いつも慌ただしく動き回ってるから、いつかゆっくり見たいなーって思ってたんだっ」
ほむら「あっ、それなら水名区に行くのはどうかな? 観光地らしいので」
マミ「ナイスよ暁美さんっ。そこで決定! さっ、みんな行くわよ〜」
杏子「はぁっ? 観光?! なんだよそりゃ?! そんなのいいって! 早くあたしの分のお食事券寄越せっての!」
マミ「もうっ、佐倉さんったら、せっかちさん。そんなに今すぐこのお食事券が欲しいのなら」
杏子「欲しいのなら・・・? な、なんだよ・・・?」
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